結論|まず店名幕とメニュー看板
- 店名幕:遠くから店名と売り物を伝える
- メニュー看板:商品と価格を分かりやすく見せる
- のぼり・パネル:設置ルールと予算に合わせて追加
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サイズ・価格・納期・ハトメ加工の可否は変わることがあります。出店日から逆算して間に合うか、注文前に公式サイトで確認してください。作り方と選び方は下の節で説明します。
① 横断幕|まず最初に作りたい
イベント出店で最も目立つ場所のひとつが、テント正面です。ここに大きな横断幕を付けるだけでも、ブースの印象は大きく変わります。
横断幕に入れる内容は、詰め込みすぎない方が見やすくなります。おすすめは、店名+看板商品+短い特徴 くらいです。
たとえば焼きそば店なら、「日田焼きそば」のように、遠くからでも商品が分かる文字を大きくします。店名を知らないお客様に対しては、店名だけを大きくするよりも、何を販売している店なのかを伝えることを優先した方が分かりやすいでしょう。
横断幕で意識したいこと
- 文字を大きくする
- 色を使いすぎない
- 商品名を目立たせる
- 小さい文章を大量に入れない
- 遠くから見たときの読みやすさを考える
- テントのサイズに合わせて作る
スマホ画面でデザインを見て「ちょうどいい」と感じても、実際のイベント会場では小さく見えることがあります。特にメインの商品名は、思っている以上に大きくしても問題ありません。
3mテントなら幕のサイズを先に確認
イベントでは3m×3m前後のテントが使われることがありますが、主催者によってブースサイズは異なります。そのため、幕を注文する前に必ず次の点を確認しましょう。
- テントの横幅
- 幕を取り付けられる位置
- 主催者の装飾ルール
- 高さ制限
- のぼり使用の可否
テント自体のサイズ選びや幕の取り付け方は、テント・設営用品の記事でまとめています。
② メニュー看板|価格を分かりやすくする
次に重要なのがメニュー看板です。イベント会場では、お客様がブースの前で長時間メニューを読んでくれるとは限りません。そのため、商品名・価格・写真を大きく見せるのがおすすめです。
たとえば「焼きそば 1,000円」のようにシンプルに表示します。商品が数種類ある場合も、すべて同じ大きさで並べるより、一番売りたい商品を一番目立たせる方が分かりやすくなります。
メニュー看板は「情報を減らす」のも大事
看板を作ると、「産地も書きたい」「こだわりも書きたい」「SNSも載せたい」「店の歴史も載せたい」と情報を追加したくなります。
しかしイベント会場では、まず注文してもらうことが目的です。メイン看板には、何を売っているか+いくらか を優先して、詳しい説明は別のPOPやSNSに分ける方法もあります。
③ のぼり|少し離れた場所から見つけてもらう
横断幕が「ブース正面」の看板なら、のぼりは少し離れた場所からお店を発見してもらうための目印として使えます。たとえば「焼きそば」「からあげ」「かき氷」「コーヒー」など、商品名を大きく表示したのぼりは分かりやすいです。
④ サイド幕・テーブルクロス
正面だけでなく、横からお客様が来る会場ではサイド面も広告スペースになります。ブースの横側に、店名・ロゴ・商品名などを表示しておくと、横方向から歩いてくる人にも気づいてもらいやすくなります。
また、会計用テーブルの正面も意外と目立つ場所です。テーブルクロスや腰幕を使って店名を見せると、ブース全体に統一感が出ます。
⑤ POP・パネル|あと一押しに使う
大きな横断幕でお客様に気づいてもらったら、ブース前ではPOPやパネルを使って商品の魅力を伝えます。たとえば「当店人気No.1」「数量限定」「このイベント限定」などです。
POPを含めた什器の並べ方・ブース全体の作り方は、売れるブースの作り方の記事で扱っています。
イベント出店の看板はどこで作る?
自作する方法もありますが、本格的にイベントへ継続出店するなら、ネット印刷サービスを利用すると作りやすくなります。選ぶときは、次の点を確認しておきましょう。
- 横断幕を作れるか
- のぼりを作れるか
- パネル・POPを作れるか
- サイズを選べるか
ネット印刷なら、横断幕・のぼり・POPをまとめて頼める
横断幕やのぼりは、ネット印刷サービスで作るのが一般的です。データを入稿すると印刷・加工されて届くため、店舗を持たない出店者でも作りやすく、横断幕・のぼり・POP・ショップカードといったイベント用の印刷物を同じサービスにまとめれば、デザインの雰囲気も揃えやすくなります。
どの会社に頼む場合でも、注文前に次の5点を確認してください。会社選びで共通して効く判断軸です。
- 納期:イベントの日から逆算する。特急対応があるかどうか
- ハトメ・ロープの加工に対応しているか:横断幕は加工がないと吊れません
- 屋外用の生地を選べるか:屋内用だと雨と日光ですぐ傷みます
- データ入稿の形式:デザインを自分で作るのか、テンプレートを使えるのか
- 少部数でも頼めるか:のぼり1枚、POP数枚といった注文ができるか
具体的なサービスとしては、いろぷりやラクスルなどが、イベント・店舗向けの印刷物を幅広く扱っています。
いろぷり(ネット印刷)
PR横断幕・のぼり・ポスター・POP・ショップカードなど、イベント出店で使う印刷物をまとめて注文できるネット印刷です。京都の印刷会社が運営しています。
- ✓横断幕とのぼりを、同じ会社にまとめて発注できる
- ✓ブースで使う紙物(POP・ショップカード)も同時に頼める
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注意:サイズ・価格・納期・対応商品・ハトメ加工の可否は変わることがあります。出店日から逆算して間に合うかどうかを含め、注文前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。
ほかに、ラクスルなども同じように店舗・イベント向けの印刷物を扱っています。納期と加工の条件を、それぞれの公式サイトで比べてみてください。
デザインのデータは、どうやって用意する?
印刷会社が決まっても、入稿するデータがないと刷れません。方法は大きく3つあります。
1. 印刷会社のテンプレートを使う
多くのネット印刷には、ブラウザ上でデザインを作れるツールがついています。文字を入れ替えて、写真を差し替えるだけで形になります。費用がかからないので、まずここを試してください。横断幕とのぼりは文字が主役なので、テンプレートで十分なことが多いです。
2. 自分でデザインソフトを使う
無料で使えるデザインツールもあります。自由度は上がりますが、入稿形式(サイズ、塗り足し、文字のアウトライン化)を印刷会社の指定に合わせる必要があります。ここでつまずく人は多いです。入稿データに不備があると、刷り直しになります。
3. デザインを外注する
ロゴ、看板、メニュー表を、数千円から個人に発注できるサービスがあります。外注が向いているのは、次のような場合です。
- ロゴを作りたい。今後ずっと使うものなので、形にしておきたい
- 写真を使ったメニュー表を作りたい
- 入稿データの作り方が分からない
- 作る時間より、出店の準備に時間を使いたい
逆に、「文字だけの横断幕を1枚作る」なら、外注する必要はありません。テンプレートで足ります。
ココナラ(デザインの外注)
PRロゴ、看板、メニュー表、チラシといった制作物を、個人に直接発注できるサービスです。出品者ごとに価格と作風が違うので、実績とレビューを見てから選べます。
- ✓ロゴ・看板・メニュー表・チラシなどを発注できる
- ✓出品者の実績と評価を見てから依頼できる
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注意:依頼する前に、印刷用のデータが必要ならその旨を先に伝えてください。サイズ、塗り足し、文字のアウトライン化など、印刷会社が指定する条件を満たしたデータでないと入稿できません。納期も、出店日から逆算して確認してください。
デザインするときの5つのポイント
1. 商品名を一番大きく
店名よりも先に、「何を売っているか」が分かるデザインを意識しましょう。有名店でない限り、初めて見るお客様にとって最も重要なのは商品です。
2. 色は使いすぎない
赤・青・黄色・緑・紫などを全部使うと、どこを見ればいいか分からなくなることがあります。基本となる色を決めて、アクセントカラーを加える程度でも十分です。
3. 写真を入れすぎない
料理写真は強いですが、何枚も小さく並べると逆に分かりにくくなります。写真を使うなら、一番売りたい商品の写真を大きく1枚、という方法もおすすめです。
4. 値段を見つけやすくする
「美味しそうだけど、いくらか分からない」という状態を避けるため、価格表示は見つけやすい位置に置きましょう。
5. スマホではなく離れて確認する
デザイン完成後は画面を拡大して確認するだけではなく、実際の使用サイズを想定して離れた場所から読めるかを考えます。イベント会場のお客様は、真正面からゆっくり看板を見るとは限りません。
雨・風対策も忘れずに
イベント用の看板は、デザインだけでなく設置方法も重要です。屋外では、強風・雨・突風・テントの揺れなどが発生します。
初めてならこの順番で揃える
予算を抑えて始めるなら、次の順番がおすすめです。
- ① 正面の横断幕
- ② メニュー・価格看板
- ③ のぼり
- ④ サイド幕・テーブルクロス
- ⑤ POP・追加パネル
最初から全部作る必要はありません。実際にイベントへ出店して、「ここから店名が見えなかった」「価格表をもっと大きくしたい」「横から来るお客様に気づかれにくかった」などを確認しながら改善していくと、無駄な出費も抑えられます。
まとめ|看板は「おしゃれ」より「一瞬で伝わる」が大切
イベント出店の看板で一番大切なのは、デザインを豪華にすることではありません。お客様が歩きながら見ても、何のお店なのか・何を売っているのか・いくらなのか がすぐ分かることです。
まずは、横断幕+メニュー看板 から揃えて、必要に応じてのぼり・POP・サイド幕などを追加していきましょう。イベント出店を継続するなら、毎回使える看板や幕は出店設備のひとつとして用意しておくと便利です。

