イベントやお祭り、マルシェに出店するとき、意外と重要なのが「お店が何を売っているのか、一瞬で伝わること」です。
どれだけ商品に自信があっても、次のような状態では、お客様に気づいてもらえないことがあります。
- 店名が見えない
- 何を販売しているのか分からない
- 値段が分からない
- 遠くから見ると他のテントに埋もれてしまう
そこで役立つのが、横断幕・のぼり・メニュー看板・パネルなどの店舗装飾です。この記事では、イベント出店でどんな看板を準備すればいいのか、初めて出店する人にも分かりやすく解説します。
結論|最初に揃えるなら「横断幕+メニュー看板」
初めてイベントに出店するなら、いきなり装飾を大量に用意する必要はありません。まず揃えたいのは、①正面の横断幕、②メニュー・価格看板 の2つです。
余裕があれば、③のぼり、④サイドの幕、⑤商品POP を追加していきます。
特に飲食出店では、お客様が歩きながら数秒で「何のお店なのか」「何が食べられるのか」「いくらなのか」を判断できる状態を作ることが大切です。
① 横断幕|まず最初に作りたい
イベント出店で最も目立つ場所のひとつが、テント正面です。ここに大きな横断幕を付けるだけでも、ブースの印象は大きく変わります。
横断幕に入れる内容は、詰め込みすぎない方が見やすくなります。おすすめは、店名+看板商品+短い特徴 くらいです。
たとえば焼きそば店なら、「日田焼きそば」のように、遠くからでも商品が分かる文字を大きくします。店名を知らないお客様に対しては、店名だけを大きくするよりも、何を販売している店なのかを伝えることを優先した方が分かりやすいでしょう。
横断幕で意識したいこと
- 文字を大きくする
- 色を使いすぎない
- 商品名を目立たせる
- 小さい文章を大量に入れない
- 遠くから見たときの読みやすさを考える
- テントのサイズに合わせて作る
スマホ画面でデザインを見て「ちょうどいい」と感じても、実際のイベント会場では小さく見えることがあります。特にメインの商品名は、思っている以上に大きくしても問題ありません。
3mテントなら幕のサイズを先に確認
イベントでは3m×3m前後のテントが使われることがありますが、主催者によってブースサイズは異なります。そのため、幕を注文する前に必ず次の点を確認しましょう。
- テントの横幅
- 幕を取り付けられる位置
- 主催者の装飾ルール
- 高さ制限
- のぼり使用の可否
② メニュー看板|価格を分かりやすくする
次に重要なのがメニュー看板です。イベント会場では、お客様がブースの前で長時間メニューを読んでくれるとは限りません。そのため、商品名・価格・写真を大きく見せるのがおすすめです。
たとえば「焼きそば 1,000円」のようにシンプルに表示します。商品が数種類ある場合も、すべて同じ大きさで並べるより、一番売りたい商品を一番目立たせる方が分かりやすくなります。
メニュー看板は「情報を減らす」のも大事
看板を作ると、「産地も書きたい」「こだわりも書きたい」「SNSも載せたい」「店の歴史も載せたい」と情報を追加したくなります。
しかしイベント会場では、まず注文してもらうことが目的です。メイン看板には、何を売っているか+いくらか を優先して、詳しい説明は別のPOPやSNSに分ける方法もあります。
③ のぼり|少し離れた場所から見つけてもらう
横断幕が「ブース正面」の看板なら、のぼりは少し離れた場所からお店を発見してもらうための目印として使えます。たとえば「焼きそば」「からあげ」「かき氷」「コーヒー」など、商品名を大きく表示したのぼりは分かりやすいです。
④ サイド幕・テーブルクロス
正面だけでなく、横からお客様が来る会場ではサイド面も広告スペースになります。ブースの横側に、店名・ロゴ・商品名などを表示しておくと、横方向から歩いてくる人にも気づいてもらいやすくなります。
また、会計用テーブルの正面も意外と目立つ場所です。テーブルクロスや腰幕を使って店名を見せると、ブース全体に統一感が出ます。
⑤ POP・パネル|あと一押しに使う
大きな横断幕でお客様に気づいてもらったら、ブース前ではPOPやパネルを使って商品の魅力を伝えます。たとえば「当店人気No.1」「数量限定」「このイベント限定」などです。
イベント出店の看板はどこで作る?
自作する方法もありますが、本格的にイベントへ継続出店するなら、ネット印刷サービスを利用すると作りやすくなります。選ぶときは、次の点を確認しておきましょう。
- 横断幕を作れるか
- のぼりを作れるか
- パネル・POPを作れるか
- サイズを選べるか
- デザインデータを入稿できるか
- 納期がイベントに間に合うか
ラクスルならイベント用の印刷物をまとめて作りやすい
イベント出店用の印刷物を作る選択肢のひとつがラクスルです。横断幕だけでなく、次のような店舗やイベントで使う印刷物をまとめて検討できます。
- のぼり
- パネル
- ポスター
- POP
- チラシ
- ショップカード
- 名刺
イベントごとに違う業者を探すより、同じサービスでデザインの雰囲気を揃える方法もあります。
デザインするときの5つのポイント
1. 商品名を一番大きく
店名よりも先に、「何を売っているか」が分かるデザインを意識しましょう。有名店でない限り、初めて見るお客様にとって最も重要なのは商品です。
2. 色は使いすぎない
赤・青・黄色・緑・紫などを全部使うと、どこを見ればいいか分からなくなることがあります。基本となる色を決めて、アクセントカラーを加える程度でも十分です。
3. 写真を入れすぎない
料理写真は強いですが、何枚も小さく並べると逆に分かりにくくなります。写真を使うなら、一番売りたい商品の写真を大きく1枚、という方法もおすすめです。
4. 値段を見つけやすくする
「美味しそうだけど、いくらか分からない」という状態を避けるため、価格表示は見つけやすい位置に置きましょう。
5. スマホではなく離れて確認する
デザイン完成後は画面を拡大して確認するだけではなく、実際の使用サイズを想定して離れた場所から読めるかを考えます。イベント会場のお客様は、真正面からゆっくり看板を見るとは限りません。
雨・風対策も忘れずに
イベント用の看板は、デザインだけでなく設置方法も重要です。屋外では、強風・雨・突風・テントの揺れなどが発生します。
初めてならこの順番で揃える
予算を抑えて始めるなら、次の順番がおすすめです。
- ① 正面の横断幕
- ② メニュー・価格看板
- ③ のぼり
- ④ サイド幕・テーブルクロス
- ⑤ POP・追加パネル
最初から全部作る必要はありません。実際にイベントへ出店して、「ここから店名が見えなかった」「価格表をもっと大きくしたい」「横から来るお客様に気づかれにくかった」などを確認しながら改善していくと、無駄な出費も抑えられます。
まとめ|看板は「おしゃれ」より「一瞬で伝わる」が大切
イベント出店の看板で一番大切なのは、デザインを豪華にすることではありません。お客様が歩きながら見ても、何のお店なのか・何を売っているのか・いくらなのか がすぐ分かることです。
まずは、横断幕+メニュー看板 から揃えて、必要に応じてのぼり・POP・サイド幕などを追加していきましょう。イベント出店を継続するなら、毎回使える看板や幕は出店設備のひとつとして用意しておくと便利です。
