minneやCreemaで売っていると、「一度リアルのイベントにも出てみたい」と思う場面が来ます。ただ、出店の情報は飲食向けのものが多く、ハンドメイドで何を持っていけばいいのかは意外とまとまっていません。ここでは、屋内マルシェを想定した最低限の持ち物と、当日の流れを順番にまとめました。
結論|最初にそろえる5つ
初出店なら、まずこの5つです。
- テーブルクロス
- 作品に高さをつけるスタンド類
- 値札
- 釣り銭
- ショップカード
作品はもう手元にあるので、足りないのは「見せる道具」と「売る道具」です。
屋内か屋外かで、必要なものが変わる
最初に確認するのはここです。
屋内のマルシェや商業施設のイベントなら、長机が用意されていることが多く、天候の心配もありません。一方、屋外のマルシェ・フリマでは、テント・ウェイト・雨対策まで自分で用意することになります。
初出店なら、屋内か、テントが主催者側で立っている会場から始めるのが無難です。
屋外に挑戦するときは、テントとウェイトの選び方を先に読んでおくと迷いません。
天候が読めない時期は雨と風の対策もあわせてどうぞ。
また、既存のキャラクターや他社のロゴ・ブランド名を使った作品は、著作権・商標権の侵害になることがあります。販売するのは自分でデザインしたものにしてください。
持っていく点数の決め方
初出店では判断が難しいところですが、考え方はあります。
- 点数より、価格帯の幅を用意する。500円台から3,000円台まであると、手が伸びやすい
- 同じ作品を複数個持っていく。「これください」と言われて1点物だと、そこで終わります
- 並べきれない量は持っていかない。机の上が渋滞すると、かえって選べません
売れ残りは在庫として次のイベントとネットショップに回せます。足りないより、少し余るほうが安全です。
作品が原因でけがや事故が起きたときに備える、ハンドメイド作家向けの賠償責任保険(PL保険)もあります。主催者が加入を条件にしていることもあるので、募集要項を確認してください。
作品の並べ方は、最低限これだけ
やることは2つです。机を布で覆うことと、高さを作ること。平置きだけだと、通路を歩く人の目線に奥の作品が入りません。
クロスを一枚かけて、2〜3段の高さをつける。初出店はここまでで十分です。見せ方をもっと詰めたい人向けに、ブースの見せ方を詰める方法を別記事にまとめています。
- ✓机の高さ+床まで届く丈だと荷物が隠せる
- ✓無地・暗めの色は作品の色が引き立つ
- ✓屋外は風対策にクリップも一緒に
- ✓ネックレスは吊るして長さを見せる
- ✓ピアスは台紙ごと立てられるスタンドが便利
- ✓布小物はトルソーやミニハンガーで
値札は必ず出す
ハンドメイドは価格帯が読まれにくいので、値札は必ず出します。価格は税込の総額で表示してください。そのうえで「500円」「1,500円」のように丸めておくと、必要な金種が減って会計も速くなります。素材やサイズも添えておくと、同じ質問を何度も受けずに済みます。
見せ方まで含めた作り込みは値札とPOPの作り込みを参考にしてください。
- ✓税込の総額で書く(「500円」「1,500円」のように丸めると会計も速い)
- ✓素材やサイズも一緒に書くと質問が減る
- ✓風で飛ぶのでスタンドかクリップで固定
お金のやりとりを止めない
釣り銭は前日までに
端数の出る価格にすると、そのぶん小銭の準備が要ります。両替は前日までに済ませておいてください。
- ✓500円玉と100円玉を多めに用意する
- ✓鍵つきなら席を外すときも安心
- ✓両替は前日までに済ませる
注意: 当日の銀行では間に合いません。金融機関の両替は枚数によって手数料がかかるので、前日までに準備してください。
現金だけだと、買ってもらえないことがある
ハンドメイドは数千円台の買い物になりやすく、財布の中身次第で見送られやすい価格帯です。カード・QR決済が使えると分かるだけで、その場で決めてもらえる確率が変わります。
そして「使えます」の掲示までがセットです。端末があっても、ブースに表示がなければ客は現金の持ち合わせで判断します。
3台を比べた記事を別に用意しています。決済端末3台の比較からどうぞ。
Square ターミナル
PR数千円台の作品は、財布に入っている現金の額で買うかどうかが決まってしまいます。Square ターミナルは1台でカードもQR決済も受けられるので、「現金が足りなかった」での取りこぼしを減らせます。作品を渡しながら会計できる大きさで、狭いブースでも置き場所に困りません。
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その日買わなかった人にこそ渡す
イベント出店の売上は、当日だけではありません。「かわいいな」と思ったけれど今日は買わなかった人が、家に帰ってから探してくれることがあります。そのときに辿り着ける手がかりを渡しておきます。
- ✓QRコードを入れるとスマホから飛べる
- ✓作品の写真を1枚入れると思い出してもらえる
- ✓値札の横にも数枚立てておく
搬入と撤収
見落としやすいのがここです。搬入口から自分のブースまで距離があり、台車の貸出がない会場もあります。什器・作品・クロス・釣り銭を一度に運べるかどうかで、設営を始める時点の体力が変わります。
- ✓階段のある会場も想定して大きめの車輪を
- ✓折りたたみコンテナは撤収時に畳めて省スペース
- ✓作品は緩衝材を入れて重ねない
ハンドメイド出店の持ち物リスト
- ☐作品(価格帯を分けて)
- ☐テーブルクロス
- ☐作品に高さをつけるスタンド類
- ☐値札・プライスカード(税込の総額)
- ☐ショップカード・名刺
- ☐釣り銭(500円玉・100円玉多め)
- ☐コインケース
- ☐決済端末(使う場合)
- ☐包装材(袋・薄紙・シール)
- ☐ハサミ・セロテープ・ペン
- ☐キャリーカート
- ☐ゴミ袋
- ☐主催者からの出店確認メール・受付票
- ☐飲み物・軽食
まとめ
- 屋内か屋外かで必要なものが変わる。初出店は屋内が無難
- 石けん・化粧品や食品は、許可や届出が要る。保健所・薬務主管課に先に確認する
- 持っていく点数は、数より価格帯の幅で決める
- クロスと高さ、そして税込表示の値札で、見て選べるブースにする
- 現金だけだと、買える人を取りこぼす
- 買わなかった人にショップカードを渡す
- 搬入の手段を先に考えておく
